冬の竹富島 徒歩で周遊②

カイジ浜から、集落へ戻って

次の予定を立てようと思ったのだが

歩きながら、話がまとまった。

竹富MAP2

他から外れていたので一緒に観光するのを
あきらめていた、『アイヤル浜』へ

足を延ばしてみることにした。

 

アイヤル浜』は島の東側になるため、

一度集落を通ることになる。

レンタルサイクル店前にて

自転車を借りると、あっという間に

島を周ることが出来そうだが

砂浜を歩くことが出来たので、

散歩もなかなか良かった。

 

アイヤル浜』への道は、

整備が行き届いていないところも多く

自転車ではしんどかっただろう。

アイヤルミチ

手を入れなければ、あっという間に
植物に覆われてしまいそうなほど

勢いのある自然の中で、

竹富の道は、舗装されていないものの

すごく手が入って綺麗に整備されている。

アイヤルミチは、蝶がたくさん飛んでいた。

かなり長くて、海があるのかと思えるほど

歩き続けると、やっと草木に覆われた

道の先に、海が見えてきた。

 

12:45頃 『アイヤル浜』へ到着。

集落へ寄り道もあったが、カイジ浜より

約60分ほどかかった。

(集落からだと30分ほど)

アイヤル浜

島の西側の海岸と比べると

手つかずな印象をうける。

さすがに、このまま海岸沿いを歩くのは

難しそうに思えたので

来た道をまた戻ることに。

 

集落の周りを囲むように

舗装された道路(環状線)まで戻り

環状線沿いは、まだ歩いていなかったので

そのまま道なりにフェリー乗り場へ向かう。

 

13:45 フェリー乗り場へ

アイヤル浜』より1時間。

カイジ浜』からだと、2時間といったところ。

道がハードなのもあって、少々疲れが出ている。

 

次のフェリーが

14:50、15:20と1時間ほどあったので

更にあと少し歩こうかと近場を検索。

フェリー乗り場より美崎へ

ビジターセンターで映像を鑑賞して、

飲み物を補充し、少し足に休憩を入れて

一番近い海岸の『ミシャシ(美崎)』へ

行ってみることに。

 

『ミシャシ(美崎)海岸』まで行く道は

アイヤルミチよりも更に草木が覆っていた。

短い距離だったが、前日の雨で水溜りが多く

歩くのに少し骨が折れた。

途中に、『新里村遺跡』の看板を発見。

そのまま進むと

14:30 『美崎海岸』へ

ミシャシ(美崎)

少し寄り道をしたが、30分弱かかった。

空がどんどん曇ってきていたのもあって

『ミシャシ(美崎)』から見える石垣島

日本海から見ているようだった。

海岸沿いに、鳥居が見えた。

航海安全の神様

『ミシャシオン(美崎御嶽)』だろう。

 

この辺りの道沿いでは、牛をよく見かけた。

黒島はたくさん牛がいると聞いていたが

竹富でも結構飼われているようだ。

水牛車も有名なので、この辺りでは、

どこでもよく飼われているのだろう。

竹富牛?

15:05 フェリー乗り場

戻るのにも30分ほどかかったが、

次のフェリーには

ちょうどよい時間になった。

 

曇りがちで不安定な天気の竹富だったが

暑さも気にならず、雨にも降られずに

ゆっくりと散歩が出来た。

青い海と青い空に憧れたけれども、

炎天下では出来ないことを出来たので

ゆっくり周るには良い機会になった。

 

晴天の時に、また、訪れてみたい。

その際は、自転車のほうがいいだろうか。

 

冬の竹富島 徒歩で周遊①

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竹富島

石垣島よりフェリーで約15分、往復約1500円

フェリーも1時間に1本くらい出港している、

石垣から手軽に行ける離島、竹富島

宿泊しないと星空を眺めるのは難しいが、

日帰りでも十分に楽しめる。

 

レンタルサイクルや、水牛車が

よくお勧めされているが

冬場であれば、日差しもきつくないので

疲れるところまで、徒歩で

観光してみることにした。

 

冬場の竹富島は、気温20度くらい。

長袖Tシャツ、レインコートで

若干汗ばんだ。

天候が不安定で、天気予報があてにならない

靴は撥水加工のものにした。

 

雨が激しくなる場合や、

途中で疲れた場合を考えて

行きたい場所から周ることにする。

 

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竹富MAP

ビジターセンター

①なごみの塔

②西桟橋

コンドイ浜

カイジ浜(星砂海岸)

 

グーグルで検索すると徒歩で約45分

途中で、色々休憩をはさんでも

往復で約2時間

体調や天候でその後は考えるとして

大まかに予定を組んだ。

 

石垣港離島ターミナルにて乗船券を購入

9:20頃乗船。9:30に出航。

フェリーの外側の座席に座る。

港から出ると徐々にスピードが上がっていき

船体が揺れて、波しぶきが飛んでくる。

一種のアトラクション気分が味わえる。

 

船に酔う間もなく、竹富島へ到着。

港には、乗客を待つ車が複数待機している。

水牛車や、レンタル自転車、

その他アトラクションの予約をしている人を

島の中央部の町まで送迎している車だ。

ほとんどの方が、送迎車に乗って移動する。

 

徒歩で移動の人は、私たちを含めて

2,3組だった。

ゆっくりとターミナルでお茶を購入し

手洗いをすませて、

先ずはビジターセンターへ。

 

9:55 ビジターセンター着。

2004年の開館との事で、

新しくて、行き届いた設備だったが

誰もいなかったので、ゆっくり出来た。

島の歴史や、おすすめの歩き方など

資料やスライドなどで展示してある。

今回の歩き方も、ここのお勧めを参考にした。

夏場は、船を待つ間の暑さをしのぐのにも

ちょうどいいような気がする。

また、帰りにフェリー待ちの

時間調整でよると思うので、

ざっと、見学させてもらって

町へ向かって歩いた。

 

初めに向かう『なごみの塔』は

島の中央部の集落の中にあるので、

ほぼ平坦な竹富島の中では、唯一

坂道を10分ほど上ることになる。

 

10:10 集落が見えてくる。

綺麗に清掃された白砂の道沿いに

島赤瓦の屋根の家々が立ち並び

うっかりしていると、道に迷ってしまう。

何度か、ぐるぐると回って

10:25 『なごみの塔』へ到着する。

 

『なごみの塔』は老朽化していて、

上ることができなくなっているため、

足元から眺めた景色になるが、

少し高いところからでも集落を見渡せる。

なごみの塔のふもとから

集落には、店がいくつかあったが

天気が怪しかったので、雨が降る前に

そのまま、『西桟橋』へと向かう。

途中で、暑くなってきて上着を脱ぐと

蚊がよってきた。

冬場でも、南国だ。

 

10:50 『西桟橋』へ到着。

西桟橋

夕日を眺めると美しいらしいのだが

このどこまでも続く水平線は

曇っていても美しかった。

晴れていたら、さぞ、美しかっただろう。

足元を覗くと、たくさんの魚を発見。

振り返ると、海沿いは砂浜が

続いているようだったので、

そのまま歩いてみることにした。

西桟橋から振り返った竹富

『西桟橋』から『コンドイ浜』へは

カイジミチを通る予定だったが

道路の整備中だったため

遠回りをしなければならなかった。

砂浜がつながっていて、ちょうど良かった。

20分ほど、ゆっくりと歩いていると

大きな岩が見えてきた。

ニーラン岩

お賽銭が置かれていたので

何だろうと、近くを見ると看板がある。

『ニーラン岩』らしい。

砂浜を歩いていなかったら、

通り過ぎていたかもしれない。

 

そこから更に20分ほど歩くと

11:30 『コンドイ浜』(コンドイ園地)到着。

海水浴場になっているようで、

シャワー、更衣室、トイレが設置されている。

夏場なら泳ぎたくなっただろう。

竹富はどこの海も綺麗だが、

ここは特に、居心地の良い浜辺だった。

コンドイ浜

ここから、更に20分ほど歩くと

11:40 『星砂浜』へと到着する。

そして、更に砂浜を5分ほど歩くと

11:45 『カイジ浜』へと到着。

正直、延々と砂浜が続いているので

どこが、どの浜か区別はつかないのだが

看板が立っているので、なんとなく判断する。

 

星砂浜の無人売店

『星砂浜』には、無人売店があり

近くには、撮影スポット用なのか

ブランコ(2人乗り)も設置されている。

星砂は、軽く探してみたが

すぐにあきらめた。

 

ここまでで、約2時間ほど

コースも若干変更した上に、

色々と立ち止まてっていた事もあり、

予定よりもペースがゆっくりだったが

その分、疲れも少なかった。

観光するには、グーグルのマップ検索から

ほぼ倍くらいと想定したが、

想定通りといったところだった。

 

曇っていたが、雨も降る気配はなかった。

一度、集落へ戻って、予定を考えようかと

カイジミチを戻ることにした。

カイジ浜からの道

カイジミチから、振り返って、海を見ると

木々の間から見える海がとても綺麗だった。

 

比叡山が見える宝ヶ池へ大宮からサイクリング

京都と滋賀の県境に近い、宝ヶ池公園まで

四条大宮よりサイクリングで来訪。

想像以上に、山が深かったので

次回はハイキングで訪れようと思う。

ひとまず、覚書。

 

大宮近辺でシェアサイクルをレンタル後、

鴨川沿いを上って、賀茂川と高野川の分岐で

高野川沿いを更に上り、宝ヶ池まで往復。

半日の予定を立て出発。

 

12月前半。晴れ。15℃くらいかな?

服装。ダウンの中にファーリーフリース。

 

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サイクリング予定マップ

サイクリングは走行しながら、道を変更。

 

まず、鴨川の河川敷の道が想像してるほど

整備されている道ではなかったので

サスペンションのないシティサイクルでは

少しお尻に優しくなかった。

 

そのため、鴨川沿いの公道を走行。

高野川沿いを更に上る予定だったが、

公道が狭かったため、鴨川の分岐で

下鴨神社沿いに変更(オレンジの道)。

 

変更した道もさほど広くなかった為、

復路は予定通り鴨川沿いを下った。

復路の道の交通量がかなり多かったので、

最終的には、当初の予定通り鴨川河川敷を

ゆっくり走行することになる。

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鴨川河川敷

12:00 四条大宮、出発

13:30 宝ヶ池着。

16:00 宝ヶ池 出発

17:00 四条河原町 着

かなりゆっくり走行したのだが、

道を変更して遠回りしたため、

行きに1時間30分、帰りに1時間かかった。

 

さて、宝ヶ池公園だが

池のある大きな広い平地の公園だと

想像していたのだが

周囲を山と森に囲まれた大きな池だった。

松ヶ崎山森林の中にある宝ヶ池と

言ってもらえるとわかりやすかっただろう。

 

当初の予定を変更して迂回した道路は

宝ヶ池球技場へ続く道だったのだが

その先から公園へ入れるだろうと

予想していた。

しかし近くを回ってみたのだが、どこも

山の壁に立ち塞がれていて、公園へは、

当初の川沿いの道から入る以外なかった。

 

広い山の周りを川の方向へぐるりと回って

川沿いの道へ出た後に、更に山の周りを

北へ進み続けると、宝ヶ池公園

入口が見えてくる。

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森の中

宝ヶ池公園内の道は

整備はされているのだが、土の道なので

自転車だとなかなか進みが悪い。

紅葉の時期が少し過ぎていたので

落ち葉が敷き詰められていた。

 

公園内の憩いの森、桜の森と抜けていくと

宝ヶ池が見えてくる。

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宝ヶ池

ぐるぐる回っただけあって、

池の周囲は山で囲まれていて

天気も良かったからなのか

山の影が池に反射して

とても美しかった。

ひとまず、到着した池の前に

ベンチが設置されていたので、

一度ゆっくりと休憩する。

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宝ヶ池前のベンチ

池には魚や野鳥がたくさん泳いでいて

ベンチの右側の野鳥の森と名付けられた

山に目をやれば、遠くに鹿が

動いている姿が見えた。

持参したお茶とおにぎりを口にしたのだが、

同じように、昼をとっている人も数人いる。

近隣で店舗はあまり見かけなかったからか

皆、持参されているように思われた。

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泳いでいたカモ

池の周囲は並木道になっているので

走っている方や、散策している方を見かける。

ゆっくり休憩をとったあと、

自転車で回ってみることにした。

ところどころに距離の表示板があるのだが

1周1500mらしい。

道は変わらず、土の道なので自転車では

少し厳しいのだが、

景色はゆっくりと楽しむことが出来た。

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カワウの集合

ところどころ、池の柵がないところもあり

近くで野鳥を見る事が出来る。

ベンチのあった場所から

ちょうど反対側に回ってくると、

国際会館と比叡山が見えてくる。

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国際会館と比叡山

ペダルボートと手漕ぎのボートもあった。

コロナのせいなのか、寒くなってきたからか

休業中のようだった。

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ペダルボート

宝ヶ池は、江戸時代に

もともとあった深田の堰を止めて

作られた人工のため池らしいので、

それになぞらえたのか、

江戸時代の舟遊びの注意書きの看板が

ボートの前に建てられていた。

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舟遊び五戒

写真を撮ったり、野鳥を見たりで

1周40分ほどかかった。

 

公園内は池の周囲以外には、森と菖蒲園と

北園という公園とこどもの楽園がある。

どちらも子供がたくさん遊んでいた。

 

感想とメモ

 

憩いの森、桜の森では、山道へ入っていく

道があったので、次回はそこから

山へ登ってみれればと思う。

山頂があるのかどうかはわからないが

桜の木があったので、春に登れば

きっと美しいのではないだろうか。

 

サイクリングは、もう少し走行する道を

考え直した方が良いだろう。

もっと、楽に走れる道があるだろう。

 

ハイキングには、公共交通機関がいいかなと

考えている。

公共交通機関もアクセスしやすい。

地下鉄だと国際会館、

京阪だと出町柳叡山電鉄に乗換て宝ヶ池。

バスでは41系統花園橋下車、

もしくは市営5系で国際会館。

 

次回は、足を温存して、山を歩いた後に

余裕があるようなら、植物園へ向かうのも

いいだろう。

沢山の桜の木が植えられていたので、

春か紅葉の秋が美しいかと想像している。

 

 

いつも、なかなか時間がとれない、伏見稲荷大社へ行ってきた!

伏見稲荷大社は、

山だから、時間割かないといけないな、と

後回しにする理由が多くなって、

なかなか足を運ぶことが出来ていなかった

 

今回は、ここをメインに

かなりがっつり回ったが、

まだまだ、全部回りきれなったので、覚書。

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本殿横の境内案内図

全国30,000社ある神社お稲荷さんの総本山

伏見稲荷大社はJR稲荷駅の駅前すぐ、

京阪電鉄伏見稲荷駅からは徒歩5分ほど

人も車も多くいつも混雑している。

 

拝観時間 24時間(御祈祷は8:30-16:00)

拝観料 なし

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稲荷山拝観ルート

伏見稲荷大社は、稲荷山を含むため

境内は広く、体力や体調、時間などを

考慮して、参拝ルートを考えると、

概ね、3つくらいのルートになる。

 

①約60分。雰囲気を味わうルート

本殿→千本鳥居→奥社奉拝所

(おもかる石)までの往復

 

②約90~120分。見晴らし台まで、

軽く山の空気も味わうルート

本殿→千本鳥居→奥社奉拝所→四ツ辻

までの往復

 

③約180分。お山巡りまでのフルコース

本殿→千本鳥居→奥社奉拝所→四ツ辻→

お山巡り→四ツ辻からの往復

 

今回は、お山巡りまでを予定

11月後半 紅葉シーズン(15℃くらい)

お山想定のため、服装はコート

セーター、インナージャンパー、運動靴

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鳥居からの桜門

長い参道の先に、大鳥居と楼門があり、

楼門を通ると、外拝殿、内拝殿、本殿が

すぐに見える。

本殿の隣の神楽殿では、日によっては

御神楽が行われていて見学ができる。

御神楽中は、撮影は禁止されている。

 

本殿より先の社務所の横の階段から

鳥居を通ってさらに奥へと進むと

朱色の2列にぎっしりと隙間なく並ぶ

千本鳥居が見えてくる。

人出が多い日は右側通行の指示が

出されていて、

左側からの千本鳥居で折り返した人とで

入口付近は混み合っている。

 

鳥居の先には、奥社奉拝所とおもかる石。

ここまでを目的に来られている方が多いので

かなりの行列が出来ていることが多い。

ここで、千本鳥居へ戻らない場合は、

先の鳥居へと進む。

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山の鳥居

奥へ進むと、山の中に入った時の

ひんやりとした空気に包まれる。

木々の緑の中に鳥居の朱色の道が

際立って見える。

千本鳥居よりはサイズも大きく

年代は様々で、所々朽ちてきたものから

まだ、新しく墨の入っていないものまで

人々の祈りの道が続いていく。

 

鳥居の中の石段の道を進んで行くと

やがて、池へと出る。

 

今回は気づかずに通り過ぎていたようで

その先の三ツ辻へと到着してしまった。

 

三ツ辻ではお山へ進む道と、戻る道に

分かれているのだが、

ここでは戻らずに、おおよその方が

先の四ツ辻まで進まれる。

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三ツ辻から四ツ辻への道

三ツ辻から先の四ツ辻までは15分ほどで

到着するのだが、

今までの山の雰囲気とは少し趣が変わり

茶屋が数店軒を連ねた賑やかな道が続く。

ところどころで見晴らしが開けて

京の町が見えてくるので

山を登ってきた満足感を味わうことが出来る

 

四ツ辻にも茶屋と見晴らし台があり

眼下の景色を楽しみながら

足を休めることが出来る。

 

ここで戻られる場合も、

ここから更に先へ進む場合も

ゆっくりと足を休めておくといいだろう。

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四ツ辻 見晴らし台

ここまで約45分ほど歩き続けてきたのだが

ここからが、お山巡りの入り口となる。

 

四ツ辻からは、荒神峰への道と

山頂へ向かう道(右回りと左回り)に

分かれている。

山頂への道はどの道から登っても

また、四ツ辻へと戻ってくる。

更にここから、1時間ほどは歩くことになる。

 

まずは、荒神峰に向かう。

田中社神蹟を中心に、周囲を無数のお塚が

並び迷路のようになっている。

先の抜けた道にも見晴らし台があるらしいが

見逃してしまっていた。

 

荒神峰から四ツ辻へと再度戻り、

清瀧、一ノ峰方面(中央)の道へと進む。

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眼力社

少し傾斜のきつくなった山道を進んでいくと

眼力社が見えてくる。

青竹を加えた狐様像が印象的だ。

ここより少し先に

清瀧へ降りる分岐路がある。

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清瀧の分岐路を下った道

清瀧へ寄られる方は少ないためか

ひっそりとした古の息遣いを感じるような

山道が続く。

水音を頼りに山道を下っていくと

石の鳥居があり、小さな滝が見えてくる。

 

この道を戻らずに先へ進むと

東福寺泉涌寺へと続く山道になるらしい。

何人か進む方の姿もあったが、

山頂へは続いていないようなので、

分岐路へと戻る。

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清瀧

清明滝(滝に気づかず)を進み、

薬力大神、御剱社、春繁社、と進み

息切れするような石段を登りきると

一の峰(上真神蹟)山頂に到着する。

 

標高233m

階段の段差がきついからなのか、

標高よりも高くまで登った気になる。

 

昔は山頂にお社が建てられていたそうだが、

応仁の乱で焼失し、神蹟として今日に

至っているとのこと。

 

山頂には、見晴らし台はないので

わかりやすいようにか

山頂と張り紙されている。

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一ノ峰

この先、二ノ峰、三ノ峰方面へと下る。

一ノ峰までの階段の傾斜に比べると

二ノ峰、三ノ峰への道は、少し緩やかで

距離も短い。

 

四ツ辻から三ツ辻へと戻った際に

来た道とは異なる方面へ出ると

裏参道の住宅街へ出る。

宗教法人がいくつか並ぶ道を

道なりに進むと納札所から

伏見稲荷境内へ戻ることが出来る。

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稲荷境内

ここから八島ヶ池周辺を巡る。

11月は紅葉のシーズンで

このあたりの紅葉が見ごろになる。

 

茶屋が池の目の前にあるので

良い景観だと推測する。

池の反対側からも十分に鑑賞は出来る。

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八島ヶ池

感想とメモ。

 

まず、所要時間

11:15  大鳥居、本殿

11:30 千本鳥居

12:00 四ツ辻

12:30 一ノ峰(山頂)

12:45 四ツ辻

13:00 清瀧

13:15 四ツ辻

13:30 三ツ辻

13:50 八島ヶ池

14:10 本殿、入り口

(約3時間)

 

何度も来られて詳しい方も多かったので

色々と教えてもらいながら進んだが

四ツ辻の見晴らし台と、新池へは

巡れなかったので次回機会があれば

巡りたいと思う。

 

清瀧へ行く道で気づかずに通り過ぎて

四ツ辻より再度戻ったため、30分ほど

遠回りした。

 

清瀧から続く道が、稲荷山より

他のコースへの道と繋がっているとは

知らなかったので、

また、機会があれば行ってみたい。

 

一ノ峰からの道は階段の段差が

かなりきつかったので、

お山巡りとしては、順番に巡りたいが

体力的に心配であれば、

三ノ峰側から巡って、きついと感じれば

再度、三の峰側から

戻ってくるというルートもありかと。

 

寒さ対策で着込んで行ったら、

お山巡りが過酷でかなり汗ばんだ。

体温調節が難しいので、調整できる

服装が必要。

夏場はかなり体力を消耗しそうなので

飲み物と虫よけが必要だろう。

足元は運動靴だったので、大丈夫だったが

靴擦れで休まれている方も多かった。

 

あとは、やはり人が多いので、次回は

早朝に伺いたいところだ。

(これでも少ないほうらしい)

 

八島ヶ池周辺がきれいだったので、

千本鳥居までで戻る時でも、

本殿前の鳥居からの道から回れるので

時間がない場合でも

是非寄って帰りたいところ。

 

また、もう一度、早朝にお参りしたい

 

 

 

色づき始めの若草山。春日山遊歩道ルート

奈良公園は、紅葉が見ごろという情報を聞き

2回目の、若草山へ。

せっかくなので、今回は、初めて

春日山遊歩道ルートから登ってみる。

 

本日の状態。

気温は18℃くらい。

天候晴れ。(少し雲がかかっている。)

 

体調は良い。

 

服装。

厚手のシャツ2枚、防水防風ジャケット。

(夕方冷え込んだ場合を考えて

ファーリーフリース1枚持参)

運動靴。

 

水500㎖、おにぎりとみかんを持参。

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若草山マップ

ルート

春日山遊歩道より山頂へ向かい

山頂ゲートより2重目、1重目、

南ゲート方面へ下山予定。

 

頂上まで60分、休憩後

下山に60分として、

3時間ほどを予定。

実際のところは、

13:00入山開始

16:00下山終了

(約3時間)

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春日山遊歩道近くのマップ

春日山遊歩道より若草山へ入る道は

南ゲートより1本mの南側の車道の先、

(水谷神社や水谷茶屋という

雰囲気のある茶屋のそばの車道の先)

観光案内図の近くにある。

 

注意していないと見逃してしまいそうな

ひっそりとした道だ。

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春日山遊歩道入口

春日山遊歩道は、

この若草山へ向かう入口(北側)のほかに

春日山原始林の山林をハイキングする

春日大社境内の南端からの入口(南側)が

あるらしい。

 

遊歩道は、緩やかな砂利道で、道幅も広い。

照葉樹林に遮られて直射日光もなく

ひんやりとしている。

 

小さなお子さんを連れた家族連れから

年配のご夫婦まで、歩いている方たちの

年齢層の幅も広い。

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遊歩道の砂利道

遊歩道以外は、立ち入り禁止の原始林で

太く大きな木や、若木、倒木等

手つかずの自然を見て取れる。

 

基本1本道で、道なりに進んでいくと

ところどころに標識が立っていて、

山頂までの距離を確認出来る。

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遊歩道内の標識

体力を回復することが出来るように

休憩所も設けられている。

売店等はないので、必要なものは持参)

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中水谷休憩所

山頂まで、0.5㎞のところまでくると

出会いの三叉路という分岐道がある。

ここから、鶯の滝方面へ行くと、

原始林散策ルートへ入っていくらしい。

北側からの若草山へ行く道と

南側から原生林散策する道とを繋ぐ道らしい

(初めてのため詳細は不明)

今回は、寄り道せず若草山山頂へ。

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出会いの三叉路

鶯の滝へ2.2㎞

首切り地蔵へ3.5㎞

来た道(山頂まで2.3㎞)以上の距離がある。

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三叉路への道

山頂側へ向かって進むとすぐに

若草山ドライブウェイと交差する。

車道へ出て歩くと直に駐車場へと入る。

 

駐車場には、自動販売機とトイレがある。

駐車場を通り抜けて更に進むと

間もなく山頂が見えてくる。

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山頂

原生林では出会わなかったが

山頂にはたくさんの鹿がいた。

週末だからだろうか、

鹿せんべい売店も出ていた。

 

展望台の先から、町並みが一望できる。

山頂より先は、遮るものがないためか

風がかなり強く吹いている。

 

ベンチが3台あるので、

タイミングが良ければ、休憩できる。

数メートル先にある鶯塚古墳からも

山々と町並みを見渡せる。

木々が若干色づいているのがわかる。

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山頂より見える2重目1重目

若草山方面から下山を開始すると

山頂からのすぐの階段を下ったところに

山上ゲートがあり、

ここで、入山料150円を支払う。

春日山遊歩道からの行きかえりだと

入山料金は不要になる)

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2重目と忘れ物の熊

ゲートを抜けて進むと2重目に到着。

ここからは、ゆるやかな坂道。

紅葉やススキ、町並みなど

ゆっくり見下ろしながら進む。

また、すぐに1重目へと到着。

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1重目と鹿

1重目からは、南ゲート側と北ゲート側

2か所へ下山できる。

今回は、見晴らしの良い南ゲート側の

浅めの石段を下りる。

(北ゲート側は、山道)

 

南ゲート側最後の階段までくると

階段の横に斜面が見えてくる。

斜面の最上部には、丸木で作られたベンチが

等間隔に数台設置されている。

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夕日が見える斜面

ベンチへ向かうには、

ほぼ、降り切ったところで再度

斜面を登ることになる。

今回は、ここで休憩をしてから、下山終了。

山頂までは、約50分

山頂で30分ほど休憩後、下山に35分ほど。

斜面で60分ほどのんびりとした。

 

感想とメモ。

 

前回、北側ゲートより登った際は、

息があがってしんどかった若草山だが

春日山遊歩道ルートは、

息もあがることなく、軽く汗ばむ程度だった

疲労が少なかったからか、下山の際も

前回のように膝が笑うこともなかった。

 

日差しも落ち着いていたので

飲み物も500㎖で十分だった。

1か月で、気候は随分変化している。

 

山頂では想像以上に風が強くて

山道で軽く汗ばんでいたためか

急激に冷え込んだ。

フリースを持って行ってたので

急いで着こむことになった。

なければ、かなり寒かっただろう。

 

最後の、夕日鑑賞スポットは、

結構斜面が急だったので、

運動靴の滑り止めが、かなり消耗した靴を

履いていたためか、足場がとりにくくて

苦労した。

 

夕日には少し時間が早かったので、

あと、30分ほど遅い方が

綺麗な夕日が見えたかもしれない。

 

鹿は、相変わらず、人懐っこくて可愛い。

奈良公園付近は、紅葉見ごろだったが

若草山は、あと少し先のほうが

もっと色づいていたのかもしれない。

 

帰りに、日の落ちた猿沢池

ライトアップされていた。

「ならまち遊歩」

という、イベントが行われていたようだ。

水面で照返したライトがとても綺麗だった。

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ならまち遊歩(猿沢池

 

若草山。子供の時登ったし、楽勝だろっ!...鹿とハイキングの覚書

若草山は、芝で覆われた丸いフォルムで

木が生い茂って頂上が見えない山とは違い

なんとなく、すぐに登れそうに見える。

遠足で、子供の頃登った記憶もあるし、

小学校低学年でも登れるのなら

中年の今でも登れるだろうと

急に思い立ち...

数十年ぶりに登ってみた。

 

想像以上に、めちゃくちゃ楽しかったので

また、体力をつけて遊びに来ようと、

ちょっと、覚書。

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入山ゲート

まずは、ゲートで確認した、入山情報。

 

入山料金。

大人150円。子供80円。

 

開山時間

午前9時~午後5時

 

開山時期

3月第3土曜日~12月第2日曜日

 

当日の状態。

平日なので、人は少なめ。

 

天候。

10月初めの体育祭日和。

(秋なのに、やたら暑くて夏みたいな快晴)

28℃くらいあったかもしれない。

 

服装と持ち物。

ハイキングの準備などしていなかったが、

軽い運動程度なら出来る状態。

足元は、登山用ではない普通の運動靴。

長袖シャツに帽子。

お茶2Lと小腹用にみかんを持参。

 

体力。

体調は普通。

朝から、奈良公園春日大社東大寺

昼食をとってからの、ハイキング。

普段が運動不足気味なので、

少々、足は酷使気味だった。

 

所要時間

マップ通りだと、

1重目まで20分、3重目まで35分。

(片道、55分。往復で2時間、

休憩入れて2時間30分くらいと見積もる。)

実際のところは、

入山開始時刻。12:30

下山終了時刻。14:50

頂上まで40分、下山に60分

休憩を含めて、

トータルで140分(2時間20分)

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若草山ガイドマップ

ルート

ゲート付近に、貼られているマップから。

基本1本道で北か南ゲートから入って、

合流地点から山頂を目指せることを確認。

 

他にも、春日山遊歩道ルートと

車でドライブウェイより直接山頂へ行く

チートルート有。

 

更に、マップをよーく見ると

南ゲートはまっすぐ、線路のような矢印。

北ゲートは線路のような矢印のあとに

うねうねの矢印。

1重目までの距離は

北ゲートからは560m。南は500m。

微妙な違いが記載されている。

この線路のような矢印は、階段で、

南北で景観がまったく違った。

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南ゲートの道

南ゲートからのルート

基本、段差の浅い石の階段で

見晴らしの良い道が続く。

日差しが降り注いでいて道は明るい。

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北ゲートからの山道

北ゲートからのルート

始まりは、少しきつめの丸太階段。

そこから、山道へと入っていく。

(マップのうねうねの部分)

山道に入ると段差は緩やか。

見晴らしは良くないが、

木陰が続くので直射日光が遮れる。

道幅はしっかりあるので、怖くはないが

足元を見たら結構急な山の斜面が見える。

頂上が見えないので、1重目に到着した時に

急に視界が広がる。

 

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1重目と鹿

1重目

展望台になっている。

ベンチも複数設置されている。

芝生の上なので、敷物を敷いて休むことも可。

(鹿のフンはあるが...)

1件、店舗がある。

(休業だった為、何を売っているのかは不明)

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1重目から2重目へ

1重目から2重目へ。

南北ルートからの道が

1重目で合流しているので

ここからは、1本道になる。

見晴らしの良い、緩やかな坂道。

日差しを遮るものがない、芝生の道。

 

5分ほどで、2重目へ到着する。

 

1重目とは違い、ベンチは1つ。

足元は芝生ではない。

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2重目から3重目

2重目から3重目

丸太の階段が続く。

見晴らしは良く、頂上も見える。

ここも日差しは遮れない。

 

途中、山上ゲートがある。

(この日は閉まっていた)

頂上から入山する場合は、

ここで入山料金の支払いをする。

下のゲートから入ってきた場合は、

頂上へ到着してから、下山する際に

チケットの確認をされるらしい。

ゲートが閉まっていたので詳細は不明。

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3重目(山頂)

3重目(山頂)

展望台になっている。

車での入山者か、人がやや多い。

3つほど、ベンチもある。

 

近くの駐車場に、トイレと自動販売機有。

その先から、春日山遊歩道へと続くらしい。

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鶯塚古墳

3重目より、数分も歩けば、鶯塚古墳がある。

山頂より右側の景色を見ることが出来るので

また、違った景色が楽しめる。

 

感想とメモ。

小学生の頃、遠足で行った記憶があるが、

それから数十年。

これほど、体力が落ちているとは...

暑い日だったせいもあるのか、

朝からの散歩が影響しているのか

正直、息があがって、しんどかった。

 

1重目までが特にきつかったので、

体力が不安なら、1重目で景色を見て

下山しても十分楽しいと思う。

疲れていたからか、見晴らしの悪い

北ルートから登ってきたからなのか、

1重目の景観は、一番感動した。

 

まあ、しんどいけど、大丈夫っ!て感じなら

2重目、3重目は、それほどきつくないので

登ってしまおう。

 

鶯塚古墳は、本当にすぐ先なので、

3重目まで来たら、寄っていこう。

 

暑い、しんどい、疲れた、とか言いながら

1重目では、鹿がついてきて離れてくれず、

(めちゃめちゃ可愛かったんだが)

座って休みをとることが出来なかった。

(鹿は鼻が利くようで、

みかんを持っている事がわかったのか

剥いてないのに、鞄によってきた。)

 

後日、知ったのだが

鹿せんべいは山では売られていないようなので

鹿に餌をあげてる人は、入山前に購入して

持ってきているようだ。

あまり、寄ってこられても山なので、

怖いと思うのだが。

 

2重目には、先客がいて、

軽くお話をした。

ベンチが一つしかなかったので、

残念ながら休めないまま3重目へ。

 

やはり、1重目が広くて休みやすいので、

疲れたと感じたなら、十分休んでおこう。

 

見晴らしが良い=日差しが強いので

暑い日には、日差し対策も、必要になる。

春日山遊歩道は、距離は長いが、山道なので

木陰をゆっくり登れるかもしれない。

また、今度、来るときは考えてみよう。

 

今回は、

小学生が南ゲートに集合していたので

何も考えずに、北ルートから登ったが

気温や、気候、体調などにあわせて

道を選ぶと登りやすくなりそうだ。

桜の木があったので、花見や

紅葉のシーズンなども綺麗かもしれない。

 

夕日がきれいですよ~とゲートの方に

教えてもらっていたのだが、暑くてすぐに

下山したので、また、次回見てみたい。

眺望が良いので、夜景もきっと綺麗だろう。

 

下山の際に、

膝が笑っていて、結構辛かった。

南ルートからの石段は緩やかなのだが

そのせいか、少し滑った。

登りとは違い、下りは疲れもあったので

2重目も1重目も休憩を入れたのだが...

 

しかし、しんどいとか言いながら

この気持ちよさは一体何なんだろう。

体力をつけて、また、来たいと思っている。

ハイキングを始める人の気持ちが

少しわかったような気がする。

 

若草山には、鹿が色々なところにいて

ハイキングが抜群に楽しくなる。

それだけでも、普通のハイキングの

倍は楽しいかもしれない。

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若草山の鹿