冬の竹富島 徒歩で周遊②
カイジ浜から、集落へ戻って
次の予定を立てようと思ったのだが
歩きながら、話がまとまった。
他から外れていたので一緒に観光するのを
あきらめていた、『アイヤル浜』へ
足を延ばしてみることにした。
『アイヤル浜』は島の東側になるため、
一度集落を通ることになる。
自転車を借りると、あっという間に
島を周ることが出来そうだが
砂浜を歩くことが出来たので、
散歩もなかなか良かった。
『アイヤル浜』への道は、
整備が行き届いていないところも多く
自転車ではしんどかっただろう。
手を入れなければ、あっという間に
植物に覆われてしまいそうなほど
勢いのある自然の中で、
竹富の道は、舗装されていないものの
すごく手が入って綺麗に整備されている。
アイヤルミチは、蝶がたくさん飛んでいた。
かなり長くて、海があるのかと思えるほど
歩き続けると、やっと草木に覆われた
道の先に、海が見えてきた。
12:45頃 『アイヤル浜』へ到着。
集落へ寄り道もあったが、カイジ浜より
約60分ほどかかった。
(集落からだと30分ほど)
島の西側の海岸と比べると
手つかずな印象をうける。
さすがに、このまま海岸沿いを歩くのは
難しそうに思えたので
来た道をまた戻ることに。
集落の周りを囲むように
舗装された道路(環状線)まで戻り
環状線沿いは、まだ歩いていなかったので
そのまま道なりにフェリー乗り場へ向かう。
13:45 フェリー乗り場へ
『アイヤル浜』より1時間。
『カイジ浜』からだと、2時間といったところ。
道がハードなのもあって、少々疲れが出ている。
次のフェリーが
14:50、15:20と1時間ほどあったので
更にあと少し歩こうかと近場を検索。
ビジターセンターで映像を鑑賞して、
飲み物を補充し、少し足に休憩を入れて
一番近い海岸の『ミシャシ(美崎)』へ
行ってみることに。
『ミシャシ(美崎)海岸』まで行く道は
アイヤルミチよりも更に草木が覆っていた。
短い距離だったが、前日の雨で水溜りが多く
歩くのに少し骨が折れた。
途中に、『新里村遺跡』の看板を発見。
そのまま進むと
14:30 『美崎海岸』へ
少し寄り道をしたが、30分弱かかった。
空がどんどん曇ってきていたのもあって
『ミシャシ(美崎)』から見える石垣島は
日本海から見ているようだった。
海岸沿いに、鳥居が見えた。
航海安全の神様
『ミシャシオン(美崎御嶽)』だろう。
この辺りの道沿いでは、牛をよく見かけた。
黒島はたくさん牛がいると聞いていたが
竹富でも結構飼われているようだ。
水牛車も有名なので、この辺りでは、
どこでもよく飼われているのだろう。
15:05 フェリー乗り場
戻るのにも30分ほどかかったが、
次のフェリーには
ちょうどよい時間になった。
曇りがちで不安定な天気の竹富だったが
暑さも気にならず、雨にも降られずに
ゆっくりと散歩が出来た。
青い海と青い空に憧れたけれども、
炎天下では出来ないことを出来たので
ゆっくり周るには良い機会になった。
晴天の時に、また、訪れてみたい。
その際は、自転車のほうがいいだろうか。