冬の竹富島 徒歩で周遊①
石垣島よりフェリーで約15分、往復約1500円
フェリーも1時間に1本くらい出港している、
石垣から手軽に行ける離島、竹富島。
宿泊しないと星空を眺めるのは難しいが、
日帰りでも十分に楽しめる。
レンタルサイクルや、水牛車が
よくお勧めされているが
冬場であれば、日差しもきつくないので
疲れるところまで、徒歩で
観光してみることにした。
冬場の竹富島は、気温20度くらい。
長袖Tシャツ、レインコートで
若干汗ばんだ。
天候が不安定で、天気予報があてにならない
靴は撥水加工のものにした。
雨が激しくなる場合や、
途中で疲れた場合を考えて
行きたい場所から周ることにする。
竹富MAP
ビジターセンター
↓
①なごみの塔
↓
②西桟橋
↓
↓
④カイジ浜(星砂海岸)
グーグルで検索すると徒歩で約45分
途中で、色々休憩をはさんでも
往復で約2時間
体調や天候でその後は考えるとして
大まかに予定を組んだ。
石垣港離島ターミナルにて乗船券を購入
9:20頃乗船。9:30に出航。
フェリーの外側の座席に座る。
港から出ると徐々にスピードが上がっていき
船体が揺れて、波しぶきが飛んでくる。
一種のアトラクション気分が味わえる。
船に酔う間もなく、竹富島へ到着。
港には、乗客を待つ車が複数待機している。
水牛車や、レンタル自転車、
その他アトラクションの予約をしている人を
島の中央部の町まで送迎している車だ。
ほとんどの方が、送迎車に乗って移動する。
徒歩で移動の人は、私たちを含めて
2,3組だった。
ゆっくりとターミナルでお茶を購入し
手洗いをすませて、
先ずはビジターセンターへ。
9:55 ビジターセンター着。
2004年の開館との事で、
新しくて、行き届いた設備だったが
誰もいなかったので、ゆっくり出来た。
島の歴史や、おすすめの歩き方など
資料やスライドなどで展示してある。
今回の歩き方も、ここのお勧めを参考にした。
夏場は、船を待つ間の暑さをしのぐのにも
ちょうどいいような気がする。
また、帰りにフェリー待ちの
時間調整でよると思うので、
ざっと、見学させてもらって
町へ向かって歩いた。
初めに向かう『なごみの塔』は
島の中央部の集落の中にあるので、
ほぼ平坦な竹富島の中では、唯一
坂道を10分ほど上ることになる。
10:10 集落が見えてくる。
綺麗に清掃された白砂の道沿いに
島赤瓦の屋根の家々が立ち並び
うっかりしていると、道に迷ってしまう。
何度か、ぐるぐると回って
10:25 『なごみの塔』へ到着する。
『なごみの塔』は老朽化していて、
上ることができなくなっているため、
足元から眺めた景色になるが、
少し高いところからでも集落を見渡せる。
集落には、店がいくつかあったが
天気が怪しかったので、雨が降る前に
そのまま、『西桟橋』へと向かう。
途中で、暑くなってきて上着を脱ぐと
蚊がよってきた。
冬場でも、南国だ。
10:50 『西桟橋』へ到着。
夕日を眺めると美しいらしいのだが
このどこまでも続く水平線は
曇っていても美しかった。
晴れていたら、さぞ、美しかっただろう。
足元を覗くと、たくさんの魚を発見。
振り返ると、海沿いは砂浜が
続いているようだったので、
そのまま歩いてみることにした。
『西桟橋』から『コンドイ浜』へは
カイジミチを通る予定だったが
道路の整備中だったため
遠回りをしなければならなかった。
砂浜がつながっていて、ちょうど良かった。
20分ほど、ゆっくりと歩いていると
大きな岩が見えてきた。
お賽銭が置かれていたので
何だろうと、近くを見ると看板がある。
『ニーラン岩』らしい。
砂浜を歩いていなかったら、
通り過ぎていたかもしれない。
そこから更に20分ほど歩くと
11:30 『コンドイ浜』(コンドイ園地)到着。
海水浴場になっているようで、
シャワー、更衣室、トイレが設置されている。
夏場なら泳ぎたくなっただろう。
竹富はどこの海も綺麗だが、
ここは特に、居心地の良い浜辺だった。
ここから、更に20分ほど歩くと
11:40 『星砂浜』へと到着する。
そして、更に砂浜を5分ほど歩くと
11:45 『カイジ浜』へと到着。
正直、延々と砂浜が続いているので
どこが、どの浜か区別はつかないのだが
看板が立っているので、なんとなく判断する。
近くには、撮影スポット用なのか
ブランコ(2人乗り)も設置されている。
星砂は、軽く探してみたが
すぐにあきらめた。
ここまでで、約2時間ほど
コースも若干変更した上に、
色々と立ち止まてっていた事もあり、
予定よりもペースがゆっくりだったが
その分、疲れも少なかった。
観光するには、グーグルのマップ検索から
ほぼ倍くらいと想定したが、
想定通りといったところだった。
曇っていたが、雨も降る気配はなかった。
一度、集落へ戻って、予定を考えようかと
カイジミチを戻ることにした。
カイジミチから、振り返って、海を見ると
木々の間から見える海がとても綺麗だった。