いつも、なかなか時間がとれない、伏見稲荷大社へ行ってきた!

伏見稲荷大社は、

山だから、時間割かないといけないな、と

後回しにする理由が多くなって、

なかなか足を運ぶことが出来ていなかった

 

今回は、ここをメインに

かなりがっつり回ったが、

まだまだ、全部回りきれなったので、覚書。

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本殿横の境内案内図

全国30,000社ある神社お稲荷さんの総本山

伏見稲荷大社はJR稲荷駅の駅前すぐ、

京阪電鉄伏見稲荷駅からは徒歩5分ほど

人も車も多くいつも混雑している。

 

拝観時間 24時間(御祈祷は8:30-16:00)

拝観料 なし

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稲荷山拝観ルート

伏見稲荷大社は、稲荷山を含むため

境内は広く、体力や体調、時間などを

考慮して、参拝ルートを考えると、

概ね、3つくらいのルートになる。

 

①約60分。雰囲気を味わうルート

本殿→千本鳥居→奥社奉拝所

(おもかる石)までの往復

 

②約90~120分。見晴らし台まで、

軽く山の空気も味わうルート

本殿→千本鳥居→奥社奉拝所→四ツ辻

までの往復

 

③約180分。お山巡りまでのフルコース

本殿→千本鳥居→奥社奉拝所→四ツ辻→

お山巡り→四ツ辻からの往復

 

今回は、お山巡りまでを予定

11月後半 紅葉シーズン(15℃くらい)

お山想定のため、服装はコート

セーター、インナージャンパー、運動靴

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鳥居からの桜門

長い参道の先に、大鳥居と楼門があり、

楼門を通ると、外拝殿、内拝殿、本殿が

すぐに見える。

本殿の隣の神楽殿では、日によっては

御神楽が行われていて見学ができる。

御神楽中は、撮影は禁止されている。

 

本殿より先の社務所の横の階段から

鳥居を通ってさらに奥へと進むと

朱色の2列にぎっしりと隙間なく並ぶ

千本鳥居が見えてくる。

人出が多い日は右側通行の指示が

出されていて、

左側からの千本鳥居で折り返した人とで

入口付近は混み合っている。

 

鳥居の先には、奥社奉拝所とおもかる石。

ここまでを目的に来られている方が多いので

かなりの行列が出来ていることが多い。

ここで、千本鳥居へ戻らない場合は、

先の鳥居へと進む。

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山の鳥居

奥へ進むと、山の中に入った時の

ひんやりとした空気に包まれる。

木々の緑の中に鳥居の朱色の道が

際立って見える。

千本鳥居よりはサイズも大きく

年代は様々で、所々朽ちてきたものから

まだ、新しく墨の入っていないものまで

人々の祈りの道が続いていく。

 

鳥居の中の石段の道を進んで行くと

やがて、池へと出る。

 

今回は気づかずに通り過ぎていたようで

その先の三ツ辻へと到着してしまった。

 

三ツ辻ではお山へ進む道と、戻る道に

分かれているのだが、

ここでは戻らずに、おおよその方が

先の四ツ辻まで進まれる。

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三ツ辻から四ツ辻への道

三ツ辻から先の四ツ辻までは15分ほどで

到着するのだが、

今までの山の雰囲気とは少し趣が変わり

茶屋が数店軒を連ねた賑やかな道が続く。

ところどころで見晴らしが開けて

京の町が見えてくるので

山を登ってきた満足感を味わうことが出来る

 

四ツ辻にも茶屋と見晴らし台があり

眼下の景色を楽しみながら

足を休めることが出来る。

 

ここで戻られる場合も、

ここから更に先へ進む場合も

ゆっくりと足を休めておくといいだろう。

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四ツ辻 見晴らし台

ここまで約45分ほど歩き続けてきたのだが

ここからが、お山巡りの入り口となる。

 

四ツ辻からは、荒神峰への道と

山頂へ向かう道(右回りと左回り)に

分かれている。

山頂への道はどの道から登っても

また、四ツ辻へと戻ってくる。

更にここから、1時間ほどは歩くことになる。

 

まずは、荒神峰に向かう。

田中社神蹟を中心に、周囲を無数のお塚が

並び迷路のようになっている。

先の抜けた道にも見晴らし台があるらしいが

見逃してしまっていた。

 

荒神峰から四ツ辻へと再度戻り、

清瀧、一ノ峰方面(中央)の道へと進む。

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眼力社

少し傾斜のきつくなった山道を進んでいくと

眼力社が見えてくる。

青竹を加えた狐様像が印象的だ。

ここより少し先に

清瀧へ降りる分岐路がある。

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清瀧の分岐路を下った道

清瀧へ寄られる方は少ないためか

ひっそりとした古の息遣いを感じるような

山道が続く。

水音を頼りに山道を下っていくと

石の鳥居があり、小さな滝が見えてくる。

 

この道を戻らずに先へ進むと

東福寺泉涌寺へと続く山道になるらしい。

何人か進む方の姿もあったが、

山頂へは続いていないようなので、

分岐路へと戻る。

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清瀧

清明滝(滝に気づかず)を進み、

薬力大神、御剱社、春繁社、と進み

息切れするような石段を登りきると

一の峰(上真神蹟)山頂に到着する。

 

標高233m

階段の段差がきついからなのか、

標高よりも高くまで登った気になる。

 

昔は山頂にお社が建てられていたそうだが、

応仁の乱で焼失し、神蹟として今日に

至っているとのこと。

 

山頂には、見晴らし台はないので

わかりやすいようにか

山頂と張り紙されている。

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一ノ峰

この先、二ノ峰、三ノ峰方面へと下る。

一ノ峰までの階段の傾斜に比べると

二ノ峰、三ノ峰への道は、少し緩やかで

距離も短い。

 

四ツ辻から三ツ辻へと戻った際に

来た道とは異なる方面へ出ると

裏参道の住宅街へ出る。

宗教法人がいくつか並ぶ道を

道なりに進むと納札所から

伏見稲荷境内へ戻ることが出来る。

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稲荷境内

ここから八島ヶ池周辺を巡る。

11月は紅葉のシーズンで

このあたりの紅葉が見ごろになる。

 

茶屋が池の目の前にあるので

良い景観だと推測する。

池の反対側からも十分に鑑賞は出来る。

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八島ヶ池

感想とメモ。

 

まず、所要時間

11:15  大鳥居、本殿

11:30 千本鳥居

12:00 四ツ辻

12:30 一ノ峰(山頂)

12:45 四ツ辻

13:00 清瀧

13:15 四ツ辻

13:30 三ツ辻

13:50 八島ヶ池

14:10 本殿、入り口

(約3時間)

 

何度も来られて詳しい方も多かったので

色々と教えてもらいながら進んだが

四ツ辻の見晴らし台と、新池へは

巡れなかったので次回機会があれば

巡りたいと思う。

 

清瀧へ行く道で気づかずに通り過ぎて

四ツ辻より再度戻ったため、30分ほど

遠回りした。

 

清瀧から続く道が、稲荷山より

他のコースへの道と繋がっているとは

知らなかったので、

また、機会があれば行ってみたい。

 

一ノ峰からの道は階段の段差が

かなりきつかったので、

お山巡りとしては、順番に巡りたいが

体力的に心配であれば、

三ノ峰側から巡って、きついと感じれば

再度、三の峰側から

戻ってくるというルートもありかと。

 

寒さ対策で着込んで行ったら、

お山巡りが過酷でかなり汗ばんだ。

体温調節が難しいので、調整できる

服装が必要。

夏場はかなり体力を消耗しそうなので

飲み物と虫よけが必要だろう。

足元は運動靴だったので、大丈夫だったが

靴擦れで休まれている方も多かった。

 

あとは、やはり人が多いので、次回は

早朝に伺いたいところだ。

(これでも少ないほうらしい)

 

八島ヶ池周辺がきれいだったので、

千本鳥居までで戻る時でも、

本殿前の鳥居からの道から回れるので

時間がない場合でも

是非寄って帰りたいところ。

 

また、もう一度、早朝にお参りしたい