色づき始めの若草山。春日山遊歩道ルート

奈良公園は、紅葉が見ごろという情報を聞き

2回目の、若草山へ。

せっかくなので、今回は、初めて

春日山遊歩道ルートから登ってみる。

 

本日の状態。

気温は18℃くらい。

天候晴れ。(少し雲がかかっている。)

 

体調は良い。

 

服装。

厚手のシャツ2枚、防水防風ジャケット。

(夕方冷え込んだ場合を考えて

ファーリーフリース1枚持参)

運動靴。

 

水500㎖、おにぎりとみかんを持参。

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若草山マップ

ルート

春日山遊歩道より山頂へ向かい

山頂ゲートより2重目、1重目、

南ゲート方面へ下山予定。

 

頂上まで60分、休憩後

下山に60分として、

3時間ほどを予定。

実際のところは、

13:00入山開始

16:00下山終了

(約3時間)

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春日山遊歩道近くのマップ

春日山遊歩道より若草山へ入る道は

南ゲートより1本mの南側の車道の先、

(水谷神社や水谷茶屋という

雰囲気のある茶屋のそばの車道の先)

観光案内図の近くにある。

 

注意していないと見逃してしまいそうな

ひっそりとした道だ。

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春日山遊歩道入口

春日山遊歩道は、

この若草山へ向かう入口(北側)のほかに

春日山原始林の山林をハイキングする

春日大社境内の南端からの入口(南側)が

あるらしい。

 

遊歩道は、緩やかな砂利道で、道幅も広い。

照葉樹林に遮られて直射日光もなく

ひんやりとしている。

 

小さなお子さんを連れた家族連れから

年配のご夫婦まで、歩いている方たちの

年齢層の幅も広い。

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遊歩道の砂利道

遊歩道以外は、立ち入り禁止の原始林で

太く大きな木や、若木、倒木等

手つかずの自然を見て取れる。

 

基本1本道で、道なりに進んでいくと

ところどころに標識が立っていて、

山頂までの距離を確認出来る。

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遊歩道内の標識

体力を回復することが出来るように

休憩所も設けられている。

売店等はないので、必要なものは持参)

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中水谷休憩所

山頂まで、0.5㎞のところまでくると

出会いの三叉路という分岐道がある。

ここから、鶯の滝方面へ行くと、

原始林散策ルートへ入っていくらしい。

北側からの若草山へ行く道と

南側から原生林散策する道とを繋ぐ道らしい

(初めてのため詳細は不明)

今回は、寄り道せず若草山山頂へ。

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出会いの三叉路

鶯の滝へ2.2㎞

首切り地蔵へ3.5㎞

来た道(山頂まで2.3㎞)以上の距離がある。

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三叉路への道

山頂側へ向かって進むとすぐに

若草山ドライブウェイと交差する。

車道へ出て歩くと直に駐車場へと入る。

 

駐車場には、自動販売機とトイレがある。

駐車場を通り抜けて更に進むと

間もなく山頂が見えてくる。

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山頂

原生林では出会わなかったが

山頂にはたくさんの鹿がいた。

週末だからだろうか、

鹿せんべい売店も出ていた。

 

展望台の先から、町並みが一望できる。

山頂より先は、遮るものがないためか

風がかなり強く吹いている。

 

ベンチが3台あるので、

タイミングが良ければ、休憩できる。

数メートル先にある鶯塚古墳からも

山々と町並みを見渡せる。

木々が若干色づいているのがわかる。

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山頂より見える2重目1重目

若草山方面から下山を開始すると

山頂からのすぐの階段を下ったところに

山上ゲートがあり、

ここで、入山料150円を支払う。

春日山遊歩道からの行きかえりだと

入山料金は不要になる)

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2重目と忘れ物の熊

ゲートを抜けて進むと2重目に到着。

ここからは、ゆるやかな坂道。

紅葉やススキ、町並みなど

ゆっくり見下ろしながら進む。

また、すぐに1重目へと到着。

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1重目と鹿

1重目からは、南ゲート側と北ゲート側

2か所へ下山できる。

今回は、見晴らしの良い南ゲート側の

浅めの石段を下りる。

(北ゲート側は、山道)

 

南ゲート側最後の階段までくると

階段の横に斜面が見えてくる。

斜面の最上部には、丸木で作られたベンチが

等間隔に数台設置されている。

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夕日が見える斜面

ベンチへ向かうには、

ほぼ、降り切ったところで再度

斜面を登ることになる。

今回は、ここで休憩をしてから、下山終了。

山頂までは、約50分

山頂で30分ほど休憩後、下山に35分ほど。

斜面で60分ほどのんびりとした。

 

感想とメモ。

 

前回、北側ゲートより登った際は、

息があがってしんどかった若草山だが

春日山遊歩道ルートは、

息もあがることなく、軽く汗ばむ程度だった

疲労が少なかったからか、下山の際も

前回のように膝が笑うこともなかった。

 

日差しも落ち着いていたので

飲み物も500㎖で十分だった。

1か月で、気候は随分変化している。

 

山頂では想像以上に風が強くて

山道で軽く汗ばんでいたためか

急激に冷え込んだ。

フリースを持って行ってたので

急いで着こむことになった。

なければ、かなり寒かっただろう。

 

最後の、夕日鑑賞スポットは、

結構斜面が急だったので、

運動靴の滑り止めが、かなり消耗した靴を

履いていたためか、足場がとりにくくて

苦労した。

 

夕日には少し時間が早かったので、

あと、30分ほど遅い方が

綺麗な夕日が見えたかもしれない。

 

鹿は、相変わらず、人懐っこくて可愛い。

奈良公園付近は、紅葉見ごろだったが

若草山は、あと少し先のほうが

もっと色づいていたのかもしれない。

 

帰りに、日の落ちた猿沢池

ライトアップされていた。

「ならまち遊歩」

という、イベントが行われていたようだ。

水面で照返したライトがとても綺麗だった。

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ならまち遊歩(猿沢池