若草山。子供の時登ったし、楽勝だろっ!...鹿とハイキングの覚書

若草山は、芝で覆われた丸いフォルムで

木が生い茂って頂上が見えない山とは違い

なんとなく、すぐに登れそうに見える。

遠足で、子供の頃登った記憶もあるし、

小学校低学年でも登れるのなら

中年の今でも登れるだろうと

急に思い立ち...

数十年ぶりに登ってみた。

 

想像以上に、めちゃくちゃ楽しかったので

また、体力をつけて遊びに来ようと、

ちょっと、覚書。

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入山ゲート

まずは、ゲートで確認した、入山情報。

 

入山料金。

大人150円。子供80円。

 

開山時間

午前9時~午後5時

 

開山時期

3月第3土曜日~12月第2日曜日

 

当日の状態。

平日なので、人は少なめ。

 

天候。

10月初めの体育祭日和。

(秋なのに、やたら暑くて夏みたいな快晴)

28℃くらいあったかもしれない。

 

服装と持ち物。

ハイキングの準備などしていなかったが、

軽い運動程度なら出来る状態。

足元は、登山用ではない普通の運動靴。

長袖シャツに帽子。

お茶2Lと小腹用にみかんを持参。

 

体力。

体調は普通。

朝から、奈良公園春日大社東大寺

昼食をとってからの、ハイキング。

普段が運動不足気味なので、

少々、足は酷使気味だった。

 

所要時間

マップ通りだと、

1重目まで20分、3重目まで35分。

(片道、55分。往復で2時間、

休憩入れて2時間30分くらいと見積もる。)

実際のところは、

入山開始時刻。12:30

下山終了時刻。14:50

頂上まで40分、下山に60分

休憩を含めて、

トータルで140分(2時間20分)

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若草山ガイドマップ

ルート

ゲート付近に、貼られているマップから。

基本1本道で北か南ゲートから入って、

合流地点から山頂を目指せることを確認。

 

他にも、春日山遊歩道ルートと

車でドライブウェイより直接山頂へ行く

チートルート有。

 

更に、マップをよーく見ると

南ゲートはまっすぐ、線路のような矢印。

北ゲートは線路のような矢印のあとに

うねうねの矢印。

1重目までの距離は

北ゲートからは560m。南は500m。

微妙な違いが記載されている。

この線路のような矢印は、階段で、

南北で景観がまったく違った。

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南ゲートの道

南ゲートからのルート

基本、段差の浅い石の階段で

見晴らしの良い道が続く。

日差しが降り注いでいて道は明るい。

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北ゲートからの山道

北ゲートからのルート

始まりは、少しきつめの丸太階段。

そこから、山道へと入っていく。

(マップのうねうねの部分)

山道に入ると段差は緩やか。

見晴らしは良くないが、

木陰が続くので直射日光が遮れる。

道幅はしっかりあるので、怖くはないが

足元を見たら結構急な山の斜面が見える。

頂上が見えないので、1重目に到着した時に

急に視界が広がる。

 

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1重目と鹿

1重目

展望台になっている。

ベンチも複数設置されている。

芝生の上なので、敷物を敷いて休むことも可。

(鹿のフンはあるが...)

1件、店舗がある。

(休業だった為、何を売っているのかは不明)

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1重目から2重目へ

1重目から2重目へ。

南北ルートからの道が

1重目で合流しているので

ここからは、1本道になる。

見晴らしの良い、緩やかな坂道。

日差しを遮るものがない、芝生の道。

 

5分ほどで、2重目へ到着する。

 

1重目とは違い、ベンチは1つ。

足元は芝生ではない。

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2重目から3重目

2重目から3重目

丸太の階段が続く。

見晴らしは良く、頂上も見える。

ここも日差しは遮れない。

 

途中、山上ゲートがある。

(この日は閉まっていた)

頂上から入山する場合は、

ここで入山料金の支払いをする。

下のゲートから入ってきた場合は、

頂上へ到着してから、下山する際に

チケットの確認をされるらしい。

ゲートが閉まっていたので詳細は不明。

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3重目(山頂)

3重目(山頂)

展望台になっている。

車での入山者か、人がやや多い。

3つほど、ベンチもある。

 

近くの駐車場に、トイレと自動販売機有。

その先から、春日山遊歩道へと続くらしい。

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鶯塚古墳

3重目より、数分も歩けば、鶯塚古墳がある。

山頂より右側の景色を見ることが出来るので

また、違った景色が楽しめる。

 

感想とメモ。

小学生の頃、遠足で行った記憶があるが、

それから数十年。

これほど、体力が落ちているとは...

暑い日だったせいもあるのか、

朝からの散歩が影響しているのか

正直、息があがって、しんどかった。

 

1重目までが特にきつかったので、

体力が不安なら、1重目で景色を見て

下山しても十分楽しいと思う。

疲れていたからか、見晴らしの悪い

北ルートから登ってきたからなのか、

1重目の景観は、一番感動した。

 

まあ、しんどいけど、大丈夫っ!て感じなら

2重目、3重目は、それほどきつくないので

登ってしまおう。

 

鶯塚古墳は、本当にすぐ先なので、

3重目まで来たら、寄っていこう。

 

暑い、しんどい、疲れた、とか言いながら

1重目では、鹿がついてきて離れてくれず、

(めちゃめちゃ可愛かったんだが)

座って休みをとることが出来なかった。

(鹿は鼻が利くようで、

みかんを持っている事がわかったのか

剥いてないのに、鞄によってきた。)

 

後日、知ったのだが

鹿せんべいは山では売られていないようなので

鹿に餌をあげてる人は、入山前に購入して

持ってきているようだ。

あまり、寄ってこられても山なので、

怖いと思うのだが。

 

2重目には、先客がいて、

軽くお話をした。

ベンチが一つしかなかったので、

残念ながら休めないまま3重目へ。

 

やはり、1重目が広くて休みやすいので、

疲れたと感じたなら、十分休んでおこう。

 

見晴らしが良い=日差しが強いので

暑い日には、日差し対策も、必要になる。

春日山遊歩道は、距離は長いが、山道なので

木陰をゆっくり登れるかもしれない。

また、今度、来るときは考えてみよう。

 

今回は、

小学生が南ゲートに集合していたので

何も考えずに、北ルートから登ったが

気温や、気候、体調などにあわせて

道を選ぶと登りやすくなりそうだ。

桜の木があったので、花見や

紅葉のシーズンなども綺麗かもしれない。

 

夕日がきれいですよ~とゲートの方に

教えてもらっていたのだが、暑くてすぐに

下山したので、また、次回見てみたい。

眺望が良いので、夜景もきっと綺麗だろう。

 

下山の際に、

膝が笑っていて、結構辛かった。

南ルートからの石段は緩やかなのだが

そのせいか、少し滑った。

登りとは違い、下りは疲れもあったので

2重目も1重目も休憩を入れたのだが...

 

しかし、しんどいとか言いながら

この気持ちよさは一体何なんだろう。

体力をつけて、また、来たいと思っている。

ハイキングを始める人の気持ちが

少しわかったような気がする。

 

若草山には、鹿が色々なところにいて

ハイキングが抜群に楽しくなる。

それだけでも、普通のハイキングの

倍は楽しいかもしれない。

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若草山の鹿